団栗村の住職さんの説法コーナー七十八

どもども皆さん、拙僧のページへ足を運んで下さりどうもじゃ。最近は妖怪どもとの戦いより拙僧の腰痛や腱鞘炎との戦いのほうが厳しくなっておりましてのぉぉ〜、つらい。でもバイクに乗れるだけでも幸せでござるよ。
でぇぇ〜、今年も始まります節操の放蕩・・・じゃない、放浪渡り鳥シリーズ。まずは紀伊長島へ行って来ました。

団栗村の懐メロを歌う渡り鳥シリーズ22

紀伊長島五ヶ所湾漁師町散策とんだハプニングのキャンプ旅

紀伊長島キャンプイラスト
管理人さんとパターンが合わず一端は帰路へと向かった。途中でUターンして再びキャンプ場を目指したのでした。

陽気に誘われて土壇場出発

御在所SA 奥伊勢PAのカレーうどん 荷坂峠からの眺め 古里温泉へ向かう
2月21日
我が寺も不景気でお布施が集まらず旅へ出るのは止めるつもりだった。ところがさぁぁ〜
暖かい陽気に誘われるとムラムラムラァァ〜と旅の虫が騒いで前夜に用意して予約も
せずにスタートした。
名港中央IC〜湾岸道路〜御在所SAに午前8時20分着。ドウカティの軍団がいた。
私は相変わらず愛馬シャドウでお出かけです。予定の孫太郎オートキャンプ場へ予約完了。
昼食は早めの10時15分に紀勢道路の奥伊勢PAでカレーうどん。
麺はもろ伊勢うどんですが旨い。
紀勢大内山IC〜R42で荷坂峠で休憩、ここで初めて海が見えます。紀伊長島漁港
へ寄り眺めの良い高台を探していたら中々なくR42を逸れて古里温泉へ。
古里温泉でゆったりまったり温泉を楽しむ 古里温泉へは近道ができているし案内があるので楽に行けます。
三年ぶりかの来訪、外観は変わってないけど湯船は半露天風呂風の木造からタイル張りの清潔なものにリニューアル。
でも普通の銭湯のようで寂しい感じが・・・・。

紀伊長島漁港を散策

30年以上前に泊まったマリン紀伊長島荘を探すも見つからず。ホテルからの眺めが抜群だったんで近くまでと思ったんだが・・。
漁港の中の小さな魚屋さんや狭い路地裏をトコトコ走る。ループ橋から眺めを楽しみR42に近い主婦の店で買い出し。
早いがキャンプ場へ行こう。早くビールが飲みたい。
紀伊長島漁港 漁港をつなぐループ橋 町のスーパー主婦の店で買い出し

キャンプ場へ行ったり来たり

午後1時30分、早々にキャンプ場へ着。がぁぁ〜ゲートが閉まっているわ管理棟には誰もいないわでレクリェーション施設を見学に行く。
再び愛馬を走らせて海岸線を行くと海水浴場がある。
レクリェーション施設を見学
プールとウォータースライダーが完備され夏のキャンプで家族連れなら遊びにはことかかないだろう。 プール
予約した到着時間は午後3〜4時、まだ早いかとR42沿いの道の駅紀伊長島マンボウで休憩。今日は暖かい、朝方の冷たさがうそのようだ。 道の駅紀伊長島マンボウ

まだ誰も来ない、もう帰るぞぉ〜!

キャンプ場の海岸 ゲート前の駐車場 午後2時、再び孫太郎キャンプ場へ。かし、ゲートは閉まったまま管理棟は誰もいないし電話は出ない。
キャンプ場前の砂浜を散策、椰子の木が並び南国ムード満点。椰子の下でビールでも飲みたかった。3時50分まで待って暗くなる前にと諦めて帰路へ向かったんだよぉ〜。

三度孫太郎キャンプ場へ「また来たどぉぉぉ〜」!
いやいや、食材もビールも買い込んで帰るのかと気持ちが沈んでた。が何度かめで連絡できた時はうれしかったよ。
管理人さんも用事があったそうでこちらももう少し待てば良かったんだよなぁぁ〜。でもホッとしたね

フリーサイト着 闇夜で設営完了 早速調理だ かんぱーい
途中で何度か電話して伊勢自
動車道の嬉野PAで連絡でき
Uターンしてキャンプ場へ戻る。
暗い中での設営は視力の落ちた
私には辛い。フリーサイトで大人
一名+清掃協力費で2.100円は
大助かり。
炊事場もトイレも設備は抜群。
カメラを気にして指を切りそうに
なっちゃったい。
午後8時頃にやっと乾杯だ。
今夜もただ一人の野宴です。
今夜の食材は
アジのミリン干し、鶏肉とネギの炒め物。それとダイエットビールです。
で、ラジカセからは旭と裕次郎の名曲がオンパレードでした。
アジのミリン干し 鶏肉とネギを炒めた ラジカセからは懐かしい歌声が流れる
寒いから寝具はしっかりと 冬場のキャンプなので寝具はエアーマット常温8℃のシュラフシュラフカバー(シュラフの表示温度より4℃高くなる)を利用。
夜中にトイレへ起きたらチャックを締めて無かったが暖かく眠ることができた。午前0時を回ってそろそろ就寝・・・zzzz。



2月21日
夜中にトイレへ起きたが毎回深夜の管理棟やトイレはあまり気持ちの良いものではない。誰もいないのに人影でも動こうものなら・・・。
昨夜は57回目の誕生日を一人野宴で祝ったが、一番印象に残っているのは常神半島でカニ尽くしの宴会で皆がケーキまで
用意してくれたことだね。あれは涙もんでした。

翌朝薄暗いうちに起きた 朝食はオニギリと味噌汁
午前6時、漁村の放送と漁船の出漁で
目が覚めた。上空にはまだお月様が光って
いる。
翌日の朝食はオニギリと永谷園のあさげ、これがまた旨いで
いかんがねぇぇ〜。

準備完了で出発ぅぅぅ〜!

出発用意完了
午前8時に出勤して来た管理人さんに挨拶し同20分、五ヶ所湾漁港巡りへ向かう。今回は錦の喫茶店はパスしR260で南島町〜南勢町へと走る。このルートはお勧めですよ。信号なんてまず無いからね。
て、本日の目的地は五ヶ所湾の田曽浦にある漁港と大突堤見学だ。写真の愛馬ホンダシャドウ750は、フレームやサスがしっかりとしているのか荷物満載でも素晴らしい安定感で走れます。勿論コーナーで無理はできませんが頼もしい相棒で、燃費も空身でリッター25〜26km。荷物満載で23kmなので助かってますよ。

田曽浦漁港散策

でっかいカツオ 橋の欄干のオブジェ 釣り公園 車横付けで津ができる
田曽浦に近付き港へ出ようと国道をそれると大きなカツオがお出迎え。ところが旧道へ出るのに道が入り組んでいて何度かトライして
やっと橋へ到着。
欄干には海に関係したオブショがあり面白い。そこから目指す突堤へは道をクネクネして釣り場で有名な大突堤着。
突堤では釣り人が竿を出し、釣り公園のように整備された堤防の先端は車横付け釣りOK。トイレは国道沿いにあるが少し遠いのが
難点かな。でも、海は綺麗だし景色も抜群、BBQ道具を積んで車で釣りも楽しいだろう。

大王崎へ寄り道し天の岩戸へ・・・

干物が並ぶ 大王崎の干物屋 天の岩戸への参道 天の岩戸思ったよりも・・・
浜島町〜阿児町へ入ったら大
王町の案内が。つい行き付けの
干物屋へハンドルが向きました。
波切漁港の干物屋魚武さんで
土産を購入。
これで今夜はビールが旨いぞ。
磯部町〜県道32で伊勢へ向かい
志摩路ダムから
天の岩戸へ。
昼間でも薄暗い参道を徒歩で。
想像と違って小さい穴に「えっ」
こんなん・・。でもしっかりと手を
合わせて来ました。
天の岩戸から300b奥にある風穴へ向かいました。
何人かの観光客にすれ違ったので心強かったんですが殆ど獣道って感じの登りとうっそうとした森に不気味さを感じますね。
いつも寺では妖怪ども戦っているのに拙僧の小心さが痛いほどわかる瞬間でした。この穴がどこへ通じているか入ってみたくなりませんか、でも狭いか・・・。
風穴、どこまで続く

伊勢からは高速で帰路へ

担々麺 伊勢西ICで伊勢自動車道へ上がり昨日キャンプ場へと戻った嬉野PAで午後1時、少し遅い昼食にと坦々麺を食べる。これが結構いけました。
嬉野PA 嬉野PA〜安濃SAで給油して御在所SAのスターバックコーヒーを初体験。スターバックデビューはちと戸惑いましたが、大きめのカップコーヒーで目が覚め渋滞の前に四日市を抜けて名港ICで降りて午後3時20分自宅着。ハプニングはありましたが楽しく過ごせた旅でしたね。
帰宅後は整形外科へ腰のリハビリへ・・・

ツーリングガイド

燃料代金 4.177円
高速代金 2.150円
食料代金 5.469円(キャンプ買いだし分とビール代含む)
古里温泉 500円
キャンプ代金 2.100円(バイク一台+大人一人+清掃協力費)
土産代金 3.500円(イワシの丸干し、アジのミリン干し)
合計 17.896円
走行距離 一日目 330.4km 二日目 266.8km 合計 597.2km

紀伊長島漁港巡りルート図

紀伊長島キャンプルート図
図では大王崎は省いてますが来年の二月も天候を見て出かけるつもりです。冬場のキャンプ場は予約してないと他に宿泊者が無い場合断られるのが常でしたが、一人でも歓待して頂き嬉しかったですね。これからも利用させて貰います。

ただ一人、これも楽しい!