このコーナー、何も説法などする気はさらさらござりませんよ。拙僧の気ままな旅を紹介しています。
日本には世界に少ない四季ってのがありますよのぉぉ。春には桜が咲き、夏には海水浴に緑の高原、秋は紅葉の彩り、冬には銀世界とどれを取ってもたまりませんなぁぁ。
で、今回はじゃが紅葉を楽しみたいと立山黒部アルペンルートを通り抜けを企画したのではあるがマイカーでは無理なのでバスツアーとしましたんじゃ。それも1人では割高、泣く泣くお袋様とのバスツアー2人旅とあいった次第。
まっしゃぁないがなぁぁたまにはお付き合いしないと1人で行くときに睨まれますしなぁぁ。では、バスツアー顛末記ご覧くだされ。
住職さんのバスツアー旅日誌その一
JTBで行く立山黒部アルペンルート&宇奈月黒部渓谷
立山黒部お値打ちアルペンルート通り抜けツアーの添乗員さんの似顔絵を描いてみました。うちの二輪倶楽部員と良く似てましたね。
元気でとても一生懸命やっている雰囲気が全体から出てましたよ。ですから多少の事もツアー客の方が「大丈夫だよ」って応援してしまうそんな感じの添乗員さんです。添乗員さんにもガイドさんにも運転手さんにも恵まれた旅となりました。
10月15日
JTBのツアーの受付は名古屋駅西側のエスカ地下街でした。通路一本隔ててクラブツーリズムと並んでます。カウンターに並んで早速受け付けをしました。
私達は朝5時起きで6時30分には着してました。バスの乗車は名駅西の大画面テレビの見えるところです。バス車内で添乗員さんの説明を受けて7時30分丁度に出発。
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ルートはR22を走り一宮木曽川IC〜東海北陸道〜最初の休憩は「ひるがの高原SA」でした。
いつも3月頃に来ると回りは雪なんだよね。平日なのにバスもマイカーも多く、ライダーも数名いましたよ。こんな青空でしょ、拙僧はバイクで来たかったと思ってもお許しくだされぇ〜。
乗車したバスは新城交通のバスで、えらい早く名古屋へ向けて発車して来たそうです。お疲れ様です。 |
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見て下さいなぁぁぁ〜、この天気。素晴らしいですよねぇぇ。車窓から見ていても気持ち良いですに。
でもこの天候も立山に近付く頃には・・・・ |
立山駅まで走れはしれぇ〜
東海北陸道は途中までしか開通してません。開通は来年3月〜7月に延期。R156の荘川IC〜白川郷ICに乗るまでの道は我々ライダーには快適な楽しめるものですがバスの運転手さんにとっては道幅は狭く、コーナーやトンネルでは大型車両が対向して来ると交互通行しかできません。
景色の良い御母衣湖の湖沿いも大変のようでした。
昼食は北陸自動車道・呉羽SAのトイレタイム後に車内で弁当タイムです。これがおいしい弁当で満足でしたね。ビールが欲しい、でもトイレが心配・・・
北陸道から見える山並みは稜線が見えにくくなって天候が悪くなりました。北陸の家々は防風林に囲まれているのが右端の写真でも分かります。
立山駅到着、アルペンルート通り抜けの始まりです!
まずは立山駅〜美女平へ
立山駅でまずは記念に一枚撮りました。早速、通り抜け開始のお祝いに?缶ビール350を頂きます。構内は凄く賑わってましたよ。
添乗員さんに導かれてケーブル電車にのるために急な階段を上がります。暫くすると電車が到着です。さぁ行くぞぉぉ〜と乗り込んだものの見晴らしの良い場所は取られてしまいましたね。最大斜度は確か29度、ケーブルが切れたらと思うとゾっとしますがね。
立山駅〜美女平駅 ケーブル電車 1.3km 7分 700円
続いて高原バスで室堂へ
でも、行けば行くほどに霧の中・・・
美女平から高原バスですがバス停から既に濃霧。先が見えない、まるで私の人生を見据えているのか???。
でも称名滝が一瞬の切りの晴れ間から見えましたがねぇぇ感激。落差350m。
美女平〜室堂 高原バス 23km 50分 1.660円 |
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室堂までの道中は霧で路肩しか見えず撮影できずでした。室堂ターミナルから程近い立山玉殿の湧水をペットボトルへ入れますがなかなか入りません。
とてもおいしい水です。 |
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散策路を通ってみくりが池へ行く途中で散策路をトコトコとあるく雷鳥を発見。足元をウロウロするものだから写真を撮るのを忘れてました。
みくりが池の断崖に立つ姿をパチリ。周りでは歓声が上がってましたよ。 |
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濃霧に覆われたみくりが池だけど見えるかなぁぁ。今回は山歩きが多いので派手なヤッケを着てきました。やけに目立つでしょ??。 |
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室堂広場からの眺めもこんなもんです。遠い山どころか近くも見えません。これじゃぁ紅葉どころじゃないよね。 |
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景色も見えないので室堂ターミナルへ戻ります。ターミナルも霞んで見えます。 |
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室堂〜大観峰へそれ行けぇぇ〜!
室堂からは立山トロリーバスで大観峰へ向かいます。大観峰へ到着するまではトンネルの中。到着しても霧で真っ白け「あぁ〜ぁっ」とガックリしてたら突然晴れ間が、慌ててロープウェイ出発時間間際まで走り回って撮影でした。
立山トンネルトロリーバス 3.7km 10分 2.100円
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トンネル出口の岩山も紅葉してます。が、大観峰の展望は真っ白け「トホホホホホッ」。 |
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集合時間近くになって願いが通じたのか晴れ間が。慌ててシャッターを切りました。眼下には黒部湖がはっきりと見えます。 |
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走って展望台へ登ったらまたまた霧が出てくるんだもんなぁぁ〜。 |
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下の展望台からも大勢の観光客が霧の晴れ間を待っていました。天狗様よぉぉウチワで霧を払ってくれぇぇ〜。 |
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そしたら晴れたがねぇぇ。ロープウエイの乗り口の真上から黒部湖を撮りました。 |
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展望台下の売店の窓から一瞬光が差し込み見事な紅葉を撮る事ができました。「ワァ〜」と歓声が挙がってましたね。 |
大観峰〜黒部平〜黒部湖〜黒部ダム〜扇沢へ
大観峰からは忙しかったですよ。次々と乗り継いで行け行けどんどんでしたからね。大観峰〜黒部平へ降りるまでのロープウエイからの眺めはバッチリでした。
大観峰〜黒部平 ロープウエイ 1.7km 7分 1.260円
黒部平からは直ぐに地下ケーブルカーが出ます。その斜度と言ったら凄い、怖いぐらいですよ。最大斜度31度だもんねぇぇ。
黒部平〜黒部湖 地下ケーブルカー 0.8km 5分 840円
黒部ダムへは冷え冷えとしたトンネルを通ります。ダムの上に出るともう薄暗くなってました。工事で亡くなられた方の御霊にお祈りを捧げて黒部ダム駅へ。黒部の太陽のパネルが展示してあり見応えありますに。
徒歩 1km 15分
関西電力トンネルトロリーバスで扇沢へ着くと真っ暗け。私達は最終便で扇沢へ着し待っていたバスに乗り目指すは「宿ぉぉ〜」
黒部ダム〜扇沢 関西電力トンネルトロリーバス 6.1km 16分 1.500円
目指せぇぇ栂池の宿えぇぇ〜!
JTBで行った宿は栂池高原にあります。真っ暗で周りの景色は何も見えずでしたが宿のの灯りが暖かでした。
到着は午後8時、食事の後でお風呂です。食事は格安ツアーにしては量も充分で味も抜群、旨かったよぉぉ。遅く着いたのに温かいものは温かく、冷たいものは新鮮で満足でした。
部屋は六畳〜七畳ぐらいですが綺麗です。ベランダが無く、ビールを飲みながら眺めを楽しむってのができないのが残念かな。
バス、トイレ付きですが温泉は露天風呂は無いもののこぢんまりとした柔らかいお湯でこちらがお勧め。白馬や栂池には外湯が豊富ですからそちらもどうぞ。
宿の名前はサンライズタンネです。
では皆さん、おやすみぃぃ〜疲れたわぁぁ。添乗員さんもお疲れ気味でしたね。明日も頑張ってね。
10月16日
翌日のバスの出発は午前7時40分。ですからぁぁ〜のんびりとはできません。私は6時前に起きて朝風呂へ行きました。朝食前には着替えていつでもOKの状態で朝食を取ります。
朝食前に近くのスキー場を見学。夜は雨だったようで道路もゲレンデも濡れてました。朝食も美味しく頂きましたよ。
朝起きて通路のベランダより一枚撮りました。雨雲がどんよりと・・・。朝食も美味。スキー場の名前は「鐘の鳴るゲレンデ」でした。
右端の写真が宿です。
宇奈月駅から黒部渓谷へトロッコ列車は走る!
午前7時40分に宿を出て宇奈月駅まで走ります。R148〜糸魚川IC〜北陸自動車道〜黒部IC〜宇奈月温泉駅に到着し宇奈月〜欅平(けやきだいら)まで1時間20分のトロッコ列車旅。
紅葉はまだ早く、だだ寒いだけ。紅葉さえあればそりゃぁぁ〜絶景だと思いますよ。
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宇奈月温泉駅へ到着。駐車場は観光バスでいっぱいです。直ぐに記念写真を撮影し、弁当を頂いて構内へ。 |
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駅構内も賑やかですよ。時間まで待つ事になります。 |
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黒部トロッコ列車のキャラクター「くろべえ」と「でんちゃー」がお出迎え。 |
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さぁー出発です。これから各駅に止まりながら1時間20分かけて欅平駅へと走ります。 |
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後方に宇奈月ダムを見ながらの景色も紅葉はまだまだって感じでしたね。今年は一ヶ月ぐらい遅れているそうです。
黒部川は絵の具を混ぜたような色をしてました。諏訪湖みたいかな?。 |
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途中にあるコンクリート製の橋、案内放送を聞いたけどなんだったか覚えが・・・。 |
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列車とすり替わるために待機します。すれ違うたびにお互いが手を振って旅の無事を祈ります。
この線路の山肌には冬季に通るトンネルの歩道が造られているのです。今でも寒いのに冬はどれだけぇぇ積もるやら。 |
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欅平に着いて早速ベンチで昼食を取ります。1時間30程の時間があり、ゆっくりと見て回りました。
ここのツアーの食事は「旨い」満足です。 |
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河原に降りると河原展望台があります。右となりには足湯もありますよ。満員で入れませんでした。 |
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帰りはかなり冷え込んで寒かったです。防寒着でも体の芯まで冷えて来ました。余り寒いのでガラス張りの列車に乗り換えるツアー客もいましたね。
さぁー後はバスに乗り一路名古屋へと走り続けます。 |