説法１７３、宿が見付からず錦、五ヶ所湾、大王崎とんぼ帰り旅

ども、住職でございます。明けましておめでとうございます。
とは言ってもこのページを作成してるのは８月末、色々な事情で完璧に半年以上遅れのアップです。もおぉ～あっぷあっぷですわぁ～！
65才になったら自分のやりたい事をやろうとしていたら母親の介護生活でダメになりましたが70才を２月に向かえます。今やらないと介護で終わる気がして来ました。なので年に一回長期の休み
を取りバイク旅へ出る事にしました。
予定は５月半ば過ぎに拙僧のＧＷとして三泊四日のツーリングです。それで長期かと笑われますが中学を出て三日後から長い休みも取らずに働き続けてます。休むのに勇気がいるんですよ。
移動しやすいようにキャンプではなく宿泊まり、その予行演習にスマホで宿を検索しながら出かけたんですがさび付いた宿探しの錆は撮れませんでした。
さぁ～宿を探しながらのバイク旅、いかなる事になりましたかご覧下さい。

団栗村の住職さんの懐メロを歌う渡り鳥シリーズ番外編
宿が見付からず錦、五ヶ所湾、浜島、大王崎とんぼ帰り旅！

中々見付からない宿に「えぇ～ぃ、この札束が目に入らぬかぁぁ～俺様をだれだと思っておるぅ～」とやったそうじゃ。そしたら浜島の町を守る伊勢エビ大王様にしかられてしまった。住職さんは後悔したとかしなかったとかさてさて･･･

風邪気味のお袋を病院で看て貰ってから介護施設へ送っていたので御在所ＳＡには午前10時50分着でした。なのでまずは昼飯にと宮きしめんのカレーきしめん９８０円を頂きました「旨い」。
中途半端な時間でフードコーナーはガラガラでしたね。ここでもスマホ検索すると当日泊まれるのはビジエスホテルのみ。折角海辺へ行くのにそれじゃ～寂しいと旅館飛び込み作戦で行く事にしました。

嬉野ＰＡで休憩したりして検索も不発続き、知っている喫茶店で宿を紹介して貰う作戦に出たが紀勢大内山ＩＣで降りてＲ２６０の錦湾を見下ろす好位置の喫茶名古里は閉まっていた。こりゃーやばいなと感じる。
ならば浜島で一軒づつ飛び込む作戦に出る。

Ｒ２６０は内陸部でも起伏があり適度なコーナーの連続で気持ちの良い走りができる。時折顔を出す熊野灘が美しい。所々にある漁港が旅情緒を誘う。
宿浦、他曽浦の漁港を越えて南張海浜公園で休憩とした。昔、ここでキス釣りをした事がある。シャワールームやトイレに隣接していたキャンプ場は閉鎖されていた。

浜島の町へ入ると伊勢エビ大王のモニュメントがお出迎えだ。喜んでいると思ったんだけどね。バイクを停めて記念撮影、ここで宿探しのつもりだが近くのホテルも玄関どころか窓全部が暗い。ゆっくり走りながら見て行くがすべての宿泊施設が暗い「やってないのかぁ～」と思えてしまう。
その中でも一軒、大江戸温泉物語伊勢志摩は賑わっていた。ただ混雑していて入りそびれる。で、早いが近くの給油所で給油ついでに紹介して貰おうと人情作戦に出るが「大江戸温泉物語伊勢志摩しかないよ」「鵜方まで行きゃ～ビジネスホテルがあるよ」との事。再び大江戸温泉物語伊勢志摩へ向かうも満員状態でパス。ならば大王崎の行きつけの干物屋で聞こうと決めた。

大王崎の波切漁港へ着く。ところが干物屋は閉まっていて並びの店に聞くと親父さんが亡くなって閉店したと言う。ガーンッ、最近馴染みの宿やお店がどんどんやめて行く、寂しいぜ。
もうここで宿探しの気持ちがプツンッと切れた。もう自宅でいっぱいやろうと決めて並びのお店で干物を購入。次回からこの店で買う事にしよう。

パールロードを走り伊勢二見鳥羽ラインから伊勢自動車道に入る頃には暗くなって来た。緑内障もあり近年は免許の更新に手間取る事もある。夜の走行は見にくいし疲れる。所々で休憩しつつ亀山ＳＡで午後６時にラーメン＋チャーハンで晩飯とした。
若い頃なら一気で走れた距離が走れない、無理はいかんよね。

外へ出たら結構な人だかりに覗いて見るとイルミネーションが作られていた。周りはアベックばかり、早々に退散する。
自宅着は午後７時30分、ビールの買い出しに行き風呂に入って干物でビールを美味しく頂き増した。お袋の帰って来るのは明後日、明日も走りに行こうか？？？。

本日の走行　３８９．７ｋｍ

後記
宿探しは難しいなぁ～と帰宅後、ビールを飲みながらスマホで検索、やはり数日前には予約した方が良いだろう。でも、当日まで予定が立たないのが現状、難しいなあぁぁ～！まぁ～これも勉強、何かの足しににるかもね！